CHOMPIが帰ってきた!

新しくて楽しいファームウェアとともに。

著 Joel Korte

これは下手すると史上最長のニュースレターになりかねないので、できるだけ事実だけに絞ります。詳細を知りたい方は、全てを網羅したフルのビデオを作成しましたのでご覧ください。

CHOMPIが帰ってきます。 

まず最初に重要な点をお伝えします:在庫は多くありません。Blackが1100台、限定カラーのWhite/Translucent Storytimeがさらに200台です。これには理由があります——これらが現存するCHOMPIハードウェアの全ての在庫であり、この形でのCHOMPI生産は今回が最後となります。

じゃあCHOMPIはこの先どうなるのか? 

今後、私達は自社で新たなハードウェアを開発します。このプロセスは既に始動していますが、完成には時間がかかり、2026年までには製品化できないと思います(時期を具体的に言いたいのですが、現時点では困難です)。独自の方法で、より大量に製造する方法を確立すること。これが現時点におけるCHOMPIの目標であり、注力すべき課題です。

すでにCHOMPIをお持ちの方(あるいは今購入を検討中の方)の中には、私がMKIIや後継機種について話しているのではないかと心配する人もいるかもしれません。実際はそうではないのです。ハードウェアは若干変更されます(価格も若干変更しなくてはいけないかも)が、それ以外は昔ながらのCHOMPIそのものです。ただ今回はChase Blissで製造しているだけです。内部構造は従来通りで、当提供されるファームウェア更新も既存機種と互換性があります。

これが次のニュースにつながります:
新しいCHOMPIのファームウェアがもうすぐでます。しかも大規模なアップデートです。 

TobiasとChelseaが2023年にCHOMPIを発表した当初の計画では、CHOMPIはプラットフォームのように時間をかけて拡大し、様々な体験を提供する予定でした。しかしその後Kickstarterが大成功を収め、注文とサポートに注力するため、それらの夢は一旦棚上げせざるを得ませんでした。だからこそ、私たちが協力することを決めた時、その約束を果たすのにふさわしいタイミングだと感じたのです。

TEMPOは、言うならばCHOMPIのリズミカルな再構築です。今はTAPEと呼ばれるオリジナルのファームウェアは、リズムに囚われない流体のようなフリースタイルの作曲を目指していました。TEMPOは完全にその逆で、パターンを作ることに重きをおいています。 

ワークフローと操作感は相変わらず馴染み深くて、まさに「CHOMPI」らしいものですが、それ以外は本質的にまったく新しいインストゥルメントです。 CHOMPIを持っている方なら誰でも無料で、簡単にアップデートできます。 

ですが悲しいニュースも:

まだ完全に準備が整っていないのです。今回の発表までに間に合わせようとしましたが、皆さんにお届けする前に万全を期したいと考えています。現在ベータテストの真っ最中で、具体的な時期は予測できませんが、完成は間近です(たぶん)。

そして、ついに私たちはCHOMPIについてのミニドキュメンタリーを制作しました。これはチームとして初めて手掛けた大きなプロジェクトであり、TobiasとChelseaがここまで来るために経験してきた全てについて語るのにふさわしいタイミングだと感じました。本当に、実に素晴らしいストーリーなのです。

これで事実は全てだと思います。 

CHOMPIは全て自社工場で組み立て済みで、世界中へ発送可能な状態です。数量が比較的少ないため、ほぼ即時に発送が可能なはずです。発送予定日はウェブサイトで随時更新しますので、ご注文時に記載内容をご確認ください。

たくさんのニュースだと思うので、不明点があればこちらまでメールを下さい: help@chasebliss.com.

ここまで読んでいただいて、CHOMPIに関心を寄せてもらってあがとうございます。特別な人々によって、作られた特別な楽器です。ついに皆さんと共にこの世界へ踏み込めることに、心からワクワクしています。

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