CXM 1978

ビンテージスタジオリバーブ

 
CXM
 
Chase Bliss CXM 1978 effect pedal.
 
¥165,000

1-2週間で出荷

 

70年代の特別なリフレクション。

 
 
 

1978年はリバーブにとって特別な年でした。リバーブという存在がマッシヴな残響と無限のディケイを初めて実現した、夜明けともいえる瞬間。CXM 1978は70年代後期の「不完全さ」に由来する音楽的なフィーリングにインスパイアされ、Chase Blissならではのハイファイとローファイの再解釈を探求することを可能にします。

CXMは高度にインタラクティブかつ物理的な挙動を持っており、動的に変容していくデジタルリフレクションの集合体から構築。独自の音響特性と反応を持つ空間が完全に再現され、残響効果をかつて無い高みへ導きます。32ビットAD/DA、ステレオI/O、ラインレベル入力用に内部昇圧された±15Vレールも搭載。

 

コラボレーション
Meris

 
 
CXM 1978 pedal on top of scientific papers.
 
 
Chase Bliss Logomark blooper

周波数帯域に基づいたディケイタイムを操るCross。

Clockで3つの特徴的な時代のアトモスフィアを探求してみよう。

 
 

Tank Modで揺れや旋回を追加して、トレイルをさらに彩ろう。

Sparseモード。浮遊する雲のような残響タップを生む、とっておきのイースターエッグ。

 
CXM 1978 pedal with Cross highlighted.
 

クロスオーバーディケイ。
残響を分割して操ろう。

 

CXM 1978はディケイ特性に独自のアプローチを採用。自然界のアコースティックなリバーブ同様、ディケイとEQが連動します。Crossoverは周波数帯域の分割として機能し、低域と中域の減衰特性を独立して設定が可能です。EQとディケイを同時に操ることで、デジタルリバーブタンクを構成する壁面の吸音特性を実際に設定しているようなフィーリングを実現しています。

 
 
Type

リバーブタイプ

躍動感とダイレクトなキャラクターで自然な空間を創出するRoom。ゆっくりと押し引きする豊かな音の波に身を委ねるHall。Plateは全てをうまくまとめる接着剤のようで、どこにでも馴染む高密度かつ汎用性の高い選択肢。

Tank Mod

タンクモジュレーション

アトモスフィアやトレイルに印象的なムーブメントを付与する、3つのオプションを選択可能。 

LOW : 僅かに、心地よく揺らめく。
MED : スローなレート、中程度なデプスでコーラスライク。
HIGH : 速いレート、浅いデプスでロータリースピーカー的なオーバートーン。

Diffusion

ディフュージョン(滲み)

残響の初期反射成分を滲ませることで、ピッキング的なアタックやパーカッシブなサウンドを生成。さらには異なる空間に連れ出すようなCXM 1978の隠された一面を引き出す。

 
CXM 1978 pedal with Clock highlighted.
 

ハイファイからローファイ、自由自在。
不完全を愛そう。

 

1978年、物事は完璧ではありませんでした。ですがそれが良かったのです。Clockボタンは70年代後期のテクノロジーの欠点や限界を再現したり、よりモダンなハイファイ的解釈に切り替えることも可能にします。さらにローファイな設定ではサンプリングレートのマニュアル制御を行い、デジタル劣化ならではの印象的な輝きを意図的に創出できます。

 

HIFI
48kHz
32 bit

STANDARD
24kHz
16 bit

LOFI
48 - 2.4kHz (var.)
16 bit

 
 
 

2020年前半、私たちはNAMMに向けたプロトタイプを準備するため、Merisを訪ねました。

 
 
Inputs and outputs on the CXM 1978 pedal.
 

拡張と統合

CXM 1978はプリセット変更や外部コントロール信号に反応するモーターフェーダーを搭載。MIDI、CV、エクスプレッション制御を含む高度な接続性、カスタマイズオプションを備えています。30までの内部プリセットやAUX拡張機能も提供されます。

 


Specs

ステレオI/O
プリセット(30)
MIDI (PC,CC, クロック)
CVコントロール
EXPコントロール
AUXスイッチでの追加操作
バランス/アンバランス I/O

バッファードバイパス
アナログドライスルー
HIFI: 48kHz, 32 bit
STANDARD: 24kHz, 16 bit
LOFI: 48kHz-2.4kHz (可変式), 16 bit
144 x 172 x 75mm
9VDCセンターマイナス ~500 mA


Accessories

Fadershieldをプラスして、CXM 1978に愛のあるプロテクションを追加しよう。

 

  • CXMのSNRとヘッドルームは?
    9.5V pk-pk, -108 dB SNR


    CXMのビット数とクロックレートは?
    ビットとクロックレートはモードにより異なります。

    HiFiモードでは32ビット48kHzで処理されます。最大42msのプリディレイとなります。

    Standardモードでは16ビット24kHzで処理されます。最大168msのプリディレイとなります。

    LoFiモードでは16ビット、サンプルレートは可変になります。サンプルレートはPre-Delayスライダーによって48kHzから2.4kHzの間で設定され、プリディレイは最大1.7sとなります。


    ドライキルはどうやって設定する?
    ドライキルのオンオフは、左フットスイッチ(Preset)を押しながら電源を投入することで切り替わります。この設定は次に切り替えられるまで、電源を切っても保持されます。


    AUXフットスイッチの機能を切り替えるには?
    JUMPボタンを押しながら、TRSケーブルをAUXジャックに接続してください。


    バランスモードが動作しないんだけど?
    バランスモードを使う場合は、TRSケーブルを使ってインプットとアウトプット両方に接続する必要があります。TSケーブルはアンバランスモードでのみ使用できます。