Onward!
どうしてオーディオ制御のサンプラーを作ったか
著 Joel Korte
やあみんな。
今回は僕もワクワクする投稿だ。つまり、新しいペダルについて!
レギュラーラインナップであり、限定リリースではない。そして続編のようで、違う。それを説明しよう。
内容に入る前に、ここから頻出する言葉、「ダイナミック」について説明したほうがいいね。
これこそがOnwardを他のデバイスから完全に特別にするもの。貴方のプレイに追従し、オーディオによって制御されるサンプラー。貴方の動きに合わせて、没入的で音楽的なランドスケープが形成されるんだ。
プリオーダーは既に始まっていて、6月中旬頃に出荷を開始するよ。
さてもう少し付き合ってくれるなら、Onwardについて話そう。
バックストーリー
数年前にTom Majeski(元Cooper FX)がChase Blissに合流したとき、Generation Loss MKIIを作ることはほぼ必須だった。けどその先は、Cooper FXのペダルを再訪すべきかは、定かではなかったんだ。
Outwardは僕らを最高にわくわくさせてくれるCooperのペダルの一つだったけど、MOODに似過ぎているような気もしていた。だから、その可能性はそのまま放置されていたんだ。数ヶ月前にTomが私にアイディアを持ちかけてくるまではね。
このアイディアは本当に思いつきから始まって、ペダルにするかどうかさえ事前に決まっていなかった。Tomは単純に好奇心を追いかけて、そういうのって大抵うまくいく。
そしてうまくいった。
Onwardは他のどのデバイスにも似ていない、非常に唯一無二なものだ。Outwardにはファンがたくさんいると知っているから、そこは明確にしておきたい。Outwardができること全てを再現したものではない。Outwardのenvelopeモードのアイディアを受け継ぎ、より洗練され、より焦点を絞ったんだ。
僕たちは実際に、Outwardとの共通点を増やしたバージョンもテストして、みんなが満足するか確かめた。でも実際はただの水増しのように感じられた。
だから僕たちは、この新しい方向性を選んだ。Onward!
更に詳しく
話せることはいっぱいあるけど、殆どはクイックスタートガイドにまとめたから、ここでは割愛しよう。
個人的なOnwardの最も興味深いところは、貴方の演奏を非常にうまくトラッキングすることだと思う。とってもシンセライクなこともできるけど、本物のシンセペダルと違って、貴方の演奏をアナライズする必要はない。ただサンプリングするだけ。なので本当にタイトかつ反応も良い。そしてサンプルの形や再生方法で実験したり、いじったりする方法も山ほど準備してある。
Onwardのもう一つのユニークな点は、2つの異なるエフェクトが完璧なコンビネーションを形成したことだ。Freezeはスムーズで不定形、一方Glitchは鮮明で反復的だ。片方は全体の雰囲気を作ったりシンセライクなサウンドスケープもOK、もう一方はリズムとストラクチャーを与える。単体でも、同時に使ってもいい。僕の好みは片方はロックしてそれに合わせて演奏し、もう一方をプレイに追従させることだ.
全てのパートが揃うと、まるで合成されたオーケストラが貴方の一挙手一投足に追従し、サポートするように感じる。今まで全く味わったことのない感覚だよ。
もっと詳しい情報が載っているField Guideもある。.
まとめ
プリオーダーは既に始まっていて、オーダーをもらった順に出荷するよ。
現在はベータテストの最終段階に入っている。機能は全て確定していて、ハードウェアも発注済みだ。ハードウェアが届き次第、すぐに組み立てを開始する。
6月中旬頃から出荷を初めて、7月末までに全ての予約を出荷することを目指している。
トムが作ってきたものには、僕はいつも本当に驚かされてきた。だから、特別な感情を持って発表したいんだ。Onwardについてはこんな状況だ。私をワクワクさせているし、君たちをワクワクさせるはずだ。
読んでくれてありがとう!!