Big Timeが登場。

私たちの、最も「巨大な」ペダル。プリオーダー開始。

もし貴方が「2026年で最も非効率なディレイはなにか」と考えたことがあるなら、その答えは間違いなく見つかったと言えるでしょう。 

それこそがBig Time。

このプロジェクトは、ここ数年、いわば公然の秘密のようなものでした。これは80年代初頭のラックマウント型ディレイに見られた、複雑に絡み合った回路を再解釈したアナログ/デジタルハイブリッドのエコーペダルです。Electronic Audio Experimentsの良き友人であるジョン・スナイダーとのコラボレーションによって制作されました。これは間違いなく、私たちがこれまで手掛けた中で最も野心的で、そして無謀なプロジェクトです。 

詳細について以下でご紹介します。

現在、プリオーダー受付中です。

なぜこれを作ったのか?

Big Timeは、2026年に制作するのに全く実用的なペダルとは言えないでしょう。それこそこのペダルの良さであり、作る価値がある理由だと思うのです。  

このスタイルのデジタル/アナログハイブリッドなディレイは現代で非常に珍しく、それには十分な理由があります。

  1. 作る必要がない。

  2. 作るのが本当に難しい。

Big Timeのインスピレーション源となったラックマウント型ディレイが製造されていた1980年代初頭、他に選択肢はありませんでした。当時のデジタル技術は非常に初歩的なものであったため、その欠点を補うためにアナログ部品が使用されていました。アナログとデジタルの回路の混合は、あくまで機能的なものでした。しかしそれらのユニットが世に出回ると、ミュージシャンたちはそれらを酷使し、限界まで追い込んだ時に何か魔法のようなことが起こることに気づいたのです。 

そこでこのような疑問が生まれました:

もし、あの種の回路設計を意図的に再現したらどうなるだろう?そのハイブリッド回路を極限まで追い込み、限界までプッシュしたら、何が得られるだろう?

それこそがBig Timeなのです。

このペダルには、私たちの多大な信頼が込められています。なぜなら実際にその音を確認する前に、困難で(しかも時間のかかる)作業をこなさなければならなかったからです。私たちはそれが報われることをただ願いながら、文字通り何年もかけて取り組んできました。 

私たちがその一歩を踏み出せたのはジョン・スナイダーのおかげです。おそらく皆さんの多くは、Electronic Audio Experimentsでのジョンの仕事をご存知でしょう。彼はアナログエンジニアリング、特に「歪み」の設計において、この業界屈指のエキスパートの一人です。ジョンは『Big Time』内部のプリアンプとクリッピングリミッターの両方を手掛け、これらすべてが特別な何かを生み出すだろうという確信を私に与えてくれました。

(もちろん、それでも私は不安だったけど) 

ともあれこうして製品が完成し、その過程のすべてが価値あるものだったと確信しています。 

このペダルについては後ほど詳しく説明しますが、まずはその道のりを振り返ってみよう:

ペダルについて

Big Timeは、2つの異なるアナログの色付けステージを備えた、完全なステレオで動作するデジタルディレイです。回路の最前段にはアナログのプリアンプが、ディレイのフィードバック経路にはアナログリミッターが搭載されています。 

80年代初頭の伝説的なラック型エコーの時代を凝縮したポータブルなエフェクトですが、Big Timeは単なるノスタルジックなペダルではありません。特定のヴィンテージな雰囲気を再現すること(もちろんそれも可能ですが)ではなく、このアナログとデジタルのハイブリッドなアプローチによって可能になる独自のアビリティを、真に追求することに重点を置いています。 

長く安定したエコーを、徐々に音を削り取っていく不適切なバイアスのかかったリミッターに通す様子を想像してみて。リピートを重ねるごとにエコーは少しずつ(あるいは大きく)変化し、よりアナログ的な質感へと変わっていきます。初期のリバーブ技術を再現した飽和したサウンドの壁を作り出したり、溶け合うようなダブルトラックのコーラスを構築したり、あるいは"Thermae"スタイルのエコ・シーケンスを生み出すことだって可能です。まるで自由な形態のマルチエフェクトのようで、途切れることなく好きなように時間をベンドしながら、シームレスに異なる場所へと移行できます。

デジタル側は思いのままに操作でき、アナログ側がそのすべてを素晴らしく、そして非常に、非常に広大なサウンドに仕上げます。これらすべてが真にステレオに対応し、各チャンネルには専用のアナログプリアンプとリミッターが実際に搭載されています。

本当に多機能。

言葉では少し難しいけど、すぐ魅力に夢中になるはず。

以下のウォークスルー動画で、そのイメージを具体的に掴めるはず:

詳細

Big Timeはプリオーダーの受付を開始しています。

現在、ベータテストの最終段階にあり、隠れたバグの修正に取り組んでいます。6月中には出荷を開始できる見込みです(いつもの通り、オーダー順となります)。 

デモ用にほぼ完成したユニットを数台送ったので、その機能について詳しく知りたい方は、YouTubeをどうぞ。.

ちょっとした補足。CXM 1978は再入荷しました。お待たせしていた皆様は、しばらく入手困難だったこと知っていると思います。

重要な点は網羅できたと思いますが、他に質問があればメールでお問い合わせください:help@chasebliss.com.

気に入ってもらえれば嬉しいです。BIGな日々ををお過ごしください。

 

ありがとう!