Habit
エコーコレクター
音楽的なスケッチパッド。新感覚コンポジション・ディレイ。
Habitはメモリー領域をもったディレイ。入力されたすべてを保存し、過去の瞬間を再訪して再利用を可能にしました。ループの収集、エコーパターンのデザイン、2分前の自分のプレイとのセッションだってOK。
時にはエフェクト、時には楽器のようにもなる、とっても気まぐれなデバイス。最高に楽しいディレイであり、あなたのあらゆる行為が織りなす、進化していく音の抽象画。MOODやblooperとはどう違う? 詳しくはここをクリック。
内部で影響し合うディレイシステムで、新しいリズムやパターンを構築しよう。
2バンクのモディファイアでエコーを自在にカスタマイズしよう。
メモリーを自在にスキャンしたり、すべてをHabitに任せてみよう。
プレイするだけで、定型のないフリーフォームな作曲を体験。
スキャン。
過去と現在の偶然のリンク。
Habitのメモリー領域は入力全てを記憶する、いわばデジタルのテープリール。Habitがオンである限りメモリーの録音は続きます。
プレイ中のどんな瞬間でも記録されたメモリーをスキャンして、「過去からのエコー」として再生が出来ます。現在のプレイと同時に再生したり、完全に置き換えることも可能。このアーキテクチャが、これまでになく独創的なディレイ、奇妙なルーピングやトランジションの構築、楽曲を丸ごとペダル内部にキャプチャするなど、数多くの興味深い可能性を生みます。
最大60秒のディレイ
ディレイやエコーペダルができること全て、そして未体験のサウンドもふんだんに詰め込みました。Frippertronics、時間経過によるループのトランジション、氷が溶けていくようなディレイサウンドの変化。これらは達成できることのほんの一部に過ぎません。
セカンダリーエコー
Spreadノブで新たに再生ヘッドを追加。短くすればスタンダードなマルチタップ、遠くへ引き伸ばせば時間概念がメルトダウンする不可思議な世界。
2つの場所に同時に存在しているような感覚。過去と現在のエコーが隣り合わせになる、唯一無二の体験。
モディファイア
トリマー、フィルター、さらにもっと。Habitの柔軟なモディファイアで、エコーを思いのままデザインしよう。
+ テープディレイ
+ 滲んでいくエコー
+ 圧縮されるサブディビジョン
+ もっともっともっと
コレクト。
新しい作曲ワークフロー。
Habitは独創的なディレイとしてはもちろん、定形のないフリーフォームのサンプラーのようなワークフローも実現。記憶されたメモリ内をナビゲートし、過去の様々な瞬間をピックアップして組み合わせることで、ループを構築できます。メモリをオーバーダブするよう設定すれば、Habitへプレイするだけで壮大なトラックメイクまでも可能です。
Feedモードでは出力されるサウンドがまるごとHabitの入力へ戻されるため、行ったエフェクト処理やノブの変化もメモリへ記録することができます。

拡張と統合
フルMIDI制御、CV、EXPペダルコントロール、外部デバイスとのシンク、プリセット設定などあらゆるモダンな操作に完全対応。Ramp機能を使えば、ペダル自身でノブをモジュレートすることも可能です。
Downloads
Specs
モノラル I/O
プリセット (内蔵2, MIDIでは122)
内部モジュレーション (Ramping)
MIDI (PC, CC, クロック)
CV制御
エクスプレッション制御
外部タップ入力
タップテンポ
アナログドライスルー
バッファードバイパス
9VDCセンターマイナス ~150 mA
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ペダルがオンになっているのに何も聴こえないいんだけど?
おそらくScanノブが原因です。Manual dipスイッチがオンでScanが上がっている場合、Habitはメモリーから読み出したものをエコーさせます。ペダルをオンにした瞬間は、メモリーには何も入っていないのです。Manualモードを使う場合は、しばらくプレイする間はScanを低めにして、その後Scanを上げて冒険を始めてみてください。
何もプレイしていないのに何かが聞こえる!
これには2つの理由があります。Collect dipスイッチがオンになっている。
SpreadまたはScanが上がっている。
これらは意図した動作です。
USBジャックは何に使うの?
USBジャックはファームウェアアップデートやバグフィックのために用意されています。現時点では追加機能やユーザーのカスタマイズはありません。
なんで音が歪んじゃうの?
Habitは無限に音を重ねられるため、やがてクリッピングが発生する音量になります。シンセやドラムマシンなど音量の大きい楽器を使用すると、この現象はより早く起こります。歪みが良い効果を生む場合もありますが、これを制御するする有効な手法として、Habitをセンドリターンに組み込んでもよいでしょう。ペダルへの入力音量を下げ、出力時に再びブーストするのです。
モディファイアにドライ音がミックスされてしまうのは何故?
これはMemory Dryをオン、またはScanの位置によって発生します。エコーと混ざった別のクリーンのように、メモリーからのオーディオが直接聴こえている状態です。その他のオプションや変更方法については、マニュアルの42ページを参照してください。
HabitはMOODやblooperとどう違うの?これは聞かれると思っていたので、3つの違うをまとめました。こちらからどうぞ。